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暑い夏の行き先で人気なのはどこでしょう?
(2024.09.27)
皆さん、こんにちは。 今年の夏は暑かったですね。9月末の今でさえ30度以上の気温ですから驚くほかありません。
やはり、ここまで暑いと出かけられる場所も限定されてしまいますし、 家族での外出先ということも含め、どちらかというと、山よりは海、動物園よりは 水族館の方が人気があったようです。 水族館といえば、広島ではマリホ水族館が、今年の12月1日に残念ながら 閉館となってしまいますので、寂しい限りですが、宮島の水族館に私たち地元民も、 機会があればどしどし訪ねていきたいですね。
ところで、ご存じでしたでしょうか? 日本での水族館の数は150、近年増えてきており、何と世界一なのだそうです。 最近では、神戸のポートタワーの近くに「átoa」という水族館が登場して人気ですし、 以前からあった須磨海浜水族園も今年、大型リニューアルして注目されています。
全国的な人気度としては、毎年のように名前が上がってくるのは 沖縄の「美ら海水族館」や大阪の海遊館、名古屋港水族館に下関の海峡館、 さらに鴨川シーワールドやマリンワールド海の中道などがあります。
しかも、それぞれ個性があり、大きな水槽で知られる、お馴染みの海遊館、 とにかく敷地面積が広くてスケールが大きいのが名古屋港水族館ですよね、 さらにシャチのショーを見ることができる鴨川シーワールド、 種類にかけては群を抜いている鳥羽水族館など、 そういえば、巨大なダンゴムシのような「ダイオウグソクムシ」が 何年も餌を食べないとのことで、鳥羽水族館は有名になりました。 私もその時、ダイオウグソクムシという生き物を初めて知りました。
上に列記した水族館は、沖縄以外すべて行ったことがあるのですが、 個人的に印象に残っているのは「城崎マリンワールド」です。 理由は、すべてにおいて、展示に工夫とワクワク感がありました。 それにしても、まさか館内でアジを釣って天ぷらにして頂けるとは思ってもみませんでした。
水族館の設計等は、乃村工藝社という空間設計を手がける会社が行なっているのですが、 私たちにも馴染み深い、あの宮島口にある「HIRODEN etto」も、 ロゴやネーミングから手がけていらっしゃいます。
さて、神戸のメリケンパーク付近も近年、変わりつつありますね。 4月には神戸アリーナもオープン、近々、「átoa」のある神戸ポートミュージアムと デッキでつなぐ構想もあるとか、とても楽しみですね。 神戸ポートミュージアムの総事業費は約460億円、チョコレートミュージアムなど 見どころもいっぱいです。 「átoa」は、初見ではとても水族館には見えず、美術館でも出来るのかと思いましたし、 色合いも地味だな、と感じたのですが、それは大地が表現されていて、さらに風雨によって 侵食されている自然の営みがコンセプトなのだそう。 ちなみにその外観の壁には六甲山と瀬戸内海の土が使われていて、 地層をも表しているそうですよ。コンセプトを知って「なるほど〜」と思いました。 水族館の建物は、どちらかというと小じんまりしていますが、 地下一階、地上4階建てで、4階からは神戸の街並みはもちろん、海の景色も一望にできます。
飼育されているのは約100種、3,000点とのこと、 アトアというネーミングについては、アクアリウム + トゥ(to) + アート(Art)を 掛け合わせたもので、確かにアクアリウムとアートはピッタリな表現だなと感じました。
館内の展示は、まさにアクアリウムといった雰囲気で美しい演出も見どころです。 8つのテーマに分かれており、私は特に「和」の世界に感嘆しました。 どのテーマも、まるで海の中を歩いているようなのですが、そこは庭園のようでもありました。 床がガラス張りで、その下に魚が泳いでいるのには驚きました。
一方、今年リニューアルした神戸須磨シーワールドは、 西日本で唯一のシャチのショーや、そのシャチを見ながら食事が出来るレストランなどが人気です。 海浜を利用しているので、広いですし、自然さながら、といった感があります。 もちろんイルカやペンギンも飼育されています。 ただ見るだけでなく、生態を学ぶことも含めた研究的なところもあって、大人にも興味深いです。
神戸線を走る際には、それでなくてもご案内することが多いのに、 また増えてしまいましたね。 頑張りましょう!
↓↓「átoa」
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