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オリーブのお話
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皆さん、こんにちは。 今年も良い季節がやってきましたね。 最近は5月に入ると暑い日も多いくらいですが、 この季節になると、個人的にどこかへ出かけたくなりますね。
さて、今回のテーマはオリーブです。 広島あたりから上りの仕事では、小豆島や牛窓周辺へ行くことも 多いですが、何といってもオリーブの話題は欠かせません。
オリーブが栽培されるようになったのは、紀元前14〜12世紀の間、 シリアからトルコを経てギリシャへ広がったとされています。 地中海周辺は温暖な地域ですので、気候が栽培に合っていたのですね。
とりわけ、小豆島でに初めてオリーブが栽培されたのは明治41年です。 当時の農商務省が三重、鹿児島、香川の三県で、アメリカから輸入した 苗木を使って試作を行ったのが始まりです。 昭和29年には県花、昭和42年には香川県の県木にも指定されました。 また、平成20年、オリーブは植栽100周年を迎えました。
オリーブを栽培するには、気温については、年平均14〜16℃、 年間2000時間以上の日照時間が必要だそうで、 まさに小豆島などは適地といえます。
それにしても、オリーブには多くの品種があり、品種によって 味や油の含量が違っていて、塩蔵用や採油用など用途が決まっています。 世界では何と1,000種以上にもなるとか。
花が咲くのは毎年5月下旬から6月初旬、 米粒ほどの小さな白い花を咲かせます。 その後、実をつけるのですが、果実は加工用と採油用とに大別されます。
「オリーブ」というと、オリンピックでオリーブの葉で作った冠が 贈られますが、これは、ギリシャ神話からきたものです。 また、平和のシンボルとして国連の旗にも図案化して用いられていますし、 イスラエルの国章にもなっています。 ちなみにオリーブはイスラエルの国花でもあります。
小豆島のオリーブ園は、小豆島ツアーですと、 必ずといって良いほどコースに入っていますが、 「オリーブリーフソフトクリーム」というのがありますので、 ガイドさんも食べてみましょう。 「オリーブの葉」を使った珍しいソフトクリームです。
そして最後に、漫画の「ポパイ」はご存知ですよね。 ほうれん草を食べるとパワー全開になるポパイです。 あのポパイの恋人のオリーブのフルネームは?
答え:オリーブ・オイル です。
(2011.04.14) |
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