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京都 清水寺の柱修理
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皆さん、こんにちは! そろそろ暑さも落ち着いて、これから秋のシーズンですね。 秋はどこへ訪れても美しい紅葉を眺めることができますが、 私はやはり、京都の紅葉が個人的には大好きです。
さて、京都といえば、有名な東山のふもと、 紅葉のお話ではないのですが、380年ぶりの改修が行われている事は 皆さんもご存知かと思います。 清水の舞台で知られる清水寺、世界遺産ですね。 その本堂の舞台に使われている柱を修理しているのですが、 その本数は本数は9本、約380年前の再建後、初めての事です。
もちろん、柱9本だけでなく、阿弥陀堂や門などを 合わせて修理するのですが、これは2008年から何と11年かけて 行われる「平成の大修理」と呼ばれています。
その内、今年のメイン修理が舞台の柱9本とのこと、 さて、突然ですが舞台の柱は、何本だかご存知ですか? もちろんガイドさんなのでご存知ですよね、失礼いたしました。 正解は78本、すべてケヤキの木です。
その78本のうち、傷みの激しい9本を古くから伝わる伝統工法で 取り換えるそうです。 修理する柱の高さは最大14m、直径は80cm。礎石から上の 30cm〜60cmの所で切り取って継ぎ足す方法、 この作業はすでに9月頃に完了しています。
2008年から11年間なので、2019年頃まで修理は行われますが、 その間、拝観は通常通りできますので、 ぜひ、お客様にもご説明して差し上げて下さいね。
(2013.10.25) |
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