|
御室の仁和寺・・遅咲きの桜
|
皆さん、こんにちは。 春らしい季節になり、まさに行楽シーズンですね、 時々、汗が出るほど暑い日もありますが・・・。
さて、春といえば桜ですが、 先日、世界遺産の仁和寺に遅咲きの桜を見に行ってきました。 こちらの桜は、少し背が低くて珍しいので、 昔から、時々訪れています。
ところで、これまでガイドとしての仕事の際には、 「遅咲きの八重桜」として、ご案内させて頂いておりましたが、 つい先だって、御室桜の9割以上、殆どですね、 実際は一重だったことが調査でわかったそうです。 でも私は一重の方が好きだなぁ、 桜らしいというか、皆さんはいかがでしょうか?
あ、正しい数字ですが、 212本のうち、八重は18本、残りは一重だそうです。
この御室桜の樹齢は実に360年以上、 背が低いといっても、かなり想像以上のようで、 お客様をご案内すると、その低さに改めて驚かれます。
高さはおよそ2〜3メートル、 何だか親しみやすい桜ですよね。 なぜ、背が高くならないのかというと、 土壌が粘土質なので、根を張りにくいことから、 なのだとか。 それでも、あのようにキレイな桜の花を満開に咲かせて、 背が多少、低くとも、樹木の生命力を存分に感じます。
あ、仁和寺では、鐘楼前のしだれ桜も とっても美しいので、こちらもお客様にチェックして 頂きたいポイントです。
(2014.04.26) |
|