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京都の夏といえば・・
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皆さん、こんにちは。 暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 それにしても今年は特に暑いような気がしますが。。
ところで先日、京都の納涼床で食事をしてきました。
納涼床、いろいろな読み方がありますが、一般的に、のうりょうゆか、のうりょうどこ、 または川床、高雄の方では「かわどこ」と読みます。 毎年おなじみの京都の夏の風物詩のひとつですが、 鴨川沿いの川端通りを通ると、向こう側に ずらっと並ぶ料理屋の床を見ることができます。
鴨川の河原は昔から見世物や物売りで賑わいがあり、 出雲の阿国もここで歌舞伎踊りの公演をしました。 そういった賑わいと共に、料理屋ができ、そこに 席を設けたりするようになったそうです。
この納涼床は、鴨川にせりだして造られた「やぐら」のような感じで、 川のせせらぎを聞きながら、 様々な料理をいただくことが出来ますが、 最近では、スターバックス京都三条大橋店でも納涼床があります。
二条から五条にかけて90軒ほどの店があり、 それぞれのお店で工夫をこらしたメニューを味わうことが出来ます。 京料理だけではなく、中華料理や韓国料理などもあります。
5月頃から9月頃まで、鴨川、貴船、高雄などの 料理屋で楽しむことができます。
鴨川は、京都市内を北から南へ流れる川で、 その間は、市民の憩いの場となっています。 春は桜、夏は床と鮎釣り、秋は紅葉に冬はユリカモメの姿を 見ることができ、四季折々に風情があります。
よくガイドブックなどに登場する高尾の川床は、 京都市内と比べて、気温が3〜5度低いので、森の中で まさに納涼といった雰囲気があります。 こちらでは清滝川に張り出すように作られた床で、 屋根があるのが特徴です。 天然の鮎や京料理を楽しめます。
(2014.06.25) |
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