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木之本地蔵さん、高速から見えます
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皆さん、こんにちは。 夏も盛り、暑い日々が続いております。 今年はなぜか夏の台風も多いですね。
さて、今回は滋賀県です。 名神高速道路、木之本インターチェンジ手前くらいから過ぎたあたりまで、 右側に大きな木立の見えるお寺、有名な「木之本のお地蔵さん」として 親しまれる「木之本地蔵」です。 バスの中からもお地蔵さん、見えるんですよ。 そこまで近くではないのですが、何しろ6メートルありますので、 少々遠くからでもわかります。 お地蔵様としては日本一の大きさです。 日本三大地蔵の一つですが、バスの中でお客様に聞いてみても、 あまり知られていないので、なかなかあと2つは出てきません。 栃木県の岩船町というところにある岩船山高勝寺、 山形県の船形町にある猿羽根山(さばねやま)地蔵、 そして滋賀県の木之本地蔵です。
このお寺、実は胎内巡りでも知られていまして、 長野県の善光寺の「お戒壇巡り」や京都の清水寺の「胎内巡り」なら、 お客様の中にも、おそらく行かれた方もいらっしゃるでしょう。
でも、清水寺や善光寺のように、常にたくさんの方で 賑わっているわけではないので・・・ 本当に、本当の「暗闇」を体験できます。 ま・・っ暗です。殆ど何も聞こえない静かな世界。 私は昔、湖北の賎ヶ岳周辺の名所旧跡を、歴史の先生と一緒に巡る旅、 というので、お供させて頂きました。 バスの中でも先生がご説明なさるので、 私自身、1日中とても勉強になったことを覚えています。 ちなみにこのお寺は、賎ヶ岳の戦で秀吉が陣を置いたところです。 かつて、足利尊氏も参拝した記録があるとか。
そしてここで、カエルのお守りを買って帰りました。 もちろん、今でも大切にしています。 木之本地蔵院は眼の仏様、眼病平癒に霊験あらたかといわれ、 片目をつむった身代わり蛙たちが住んでいます。 眼の病気で困っているのを見て、 カエルさんが片方の目をつむり、身代わりの願をかけたそうです。 お寺に行くと、カエルの焼き物がたくさんありまして、 何とすべて、片目をつむっています。
8月のお盆過ぎになると、大縁日が開かれるので、 もし、機会がありましたら行ってみて下さいね。
(2014.07.25) |
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