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都塚古墳がピラミッド?
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奈良県明日香村の都塚古墳が、何とピラミッド形を していたことがわかったとか、 そのピラミッド、一辺の長さが40メートルを超えていて、 トップクラスの権力者が埋葬されたと話題になっています。 この古墳は、6世紀後半ごろのものと推定されているようですが、 それまでは、よく知られる「前方後円墳」が多いので、 方墳に変わる時期の、ちょっと新しい形?の古墳ですね。 大きさは、当時の天皇陵にも匹敵するらしいので、 相当な権力者の古墳であるのは間違いなさそうです。
じゃ誰の古墳なのか・・? とてもロマンを感じてしまいますが、 専門家の間では、蘇我稲目の墓ではないかと言われています。 蘇我馬子といえば、皆さんよくご存知の石舞台古墳ですが、 石舞台古墳が作られた時期は7世紀前半、 今回の都塚古墳よりも後ですね、 一辺約50メートルあったそうですから、 こちらも相当な大きさです。
関西では、バスガイドになると、 まず京都と奈良(東大寺など)に基本研修に行くのですが、 奈良の明日香村は、その第二弾として研修が組まれます。 東大寺は大仏ですし、鹿もいたりして 多少、親しみもあるのですが、 明日香めぐりはさっぱり理解できませんでした。。 まったく頭に入らず、訳がわからなかったのを覚えています。
でも今は、とても興味深くて、 わざわざ訪ねてみたりするほどです。 歴史は知れば知るほど楽しくなるのですね。 これでまた、明日香に行きたくなりました。
(2014.08.25) |
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