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2014年11月のバックナンバー記事

和歌山県畜産試験場のイノブタ
皆さん、こんにちは。
今年も寒い冬がやって参りました。

寒くなると食べたくなるのが、やはり「鍋」ですね、
昔、和歌山県の「すさみ」というところで、
珍しいイノブタの鍋を頂いたことがあります。

国道42号線、白浜から串本方面に向かい、
すさみ町に入ると左手、周参見の駅を過ぎたあたりに
和歌山県畜産試験場が見えます。
イノブータン王国、という看板もあると思います。
※黒島トンネルの手前左側です。

この、和歌山県畜産試験場で1967年、初めて誕生したのが
「イノブタ」です。
イノブタは、雌ブタと雄イノシシを交配したもので、
非常に肉質が良いことで知られています。

味は・・そうですね、
意外にもクセがなくて、さっぱりしている感じですが、
歯ごたえもあります。
食べる前は、もっとワイルドな感じかな?と思ったのですが、
脂は滑らかで、思ったよりも繊細です。

このイノブタは、イノシシに比べると繁殖力が強く、
通常、イノシシの場合は1年に1回、4頭くらいですが、
イノブタは年に2〜3回で10頭くらいなので、
かなりの数になります。

和歌山県畜産試験場は、以来「イノブータン王国」という国?を
建国して、様々なイベントが行われていますが、
可愛い「うり坊」が一生懸命に走る
イノブタダービーが毎年5月に行われています。
レース場は1周100m、生後3ヶ月のイノブタが6頭で
障害物をクリアしながらゴールを目指します。

最近では、イノブタのお肉を使ったお鍋はもちろん、
ハムやウインナー、焼き豚ならぬ「焼きイノブタ」なども
作られるようになって、地元のホテルなどで
提供されています。
(2014.11.25)

 
 
   
 
 
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