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2015年04月のバックナンバー記事

平成の大修理を終えた姫路城

皆さん、こんにちは。
春がやってきましたね、今年、お花見はされましたか?

私自身の仕事で「桜」といえば多かった行き先が、
1位は姫路城、2位が岡山の津山城、鶴山公園ですね、
3位は京都の二条城でしょうか・・、
あくまでも関西出身の私がよくあたったコースですが・・。

でも本当に今年は姫路城、多いと思います。
何といっても平成の大修理を終えるのが3月27日です!
思えば大修理が始まったのが2009年秋、10月のことでしたから、
もうずい分と昔のことに思えます・・。
昭和の大修理から約50年経過し、傷みや汚れが目立ってきたので、
平成での大修理となりました。
次の修理もまた50年くらい後に行うのかしら・・?
だとするとその姿、見ることが出来るかしら・・私。
・・という事は、今回の修理が終わってすぐの姿を見ることが
できるのは、とってもラッキー事なのですね。

特に「瓦」をたくさん葺き直した今回の修理ですが、
当初、枚数を「約7万2千枚」と公表されていたところ、
再集計を行い、「約7万5千枚」へ訂正されました。

お化粧直しをした姫路城は、漆喰の色が白過ぎる〜!
なんて話題にもなりましたが、
この白漆喰というのは、だいたい1年ほどでカビが生えて、
黒くなってくるらしく、今回は防カビ剤を施したため、
3年〜5年くらいは白いそうですよ。
つまり、白い姫路城を見ることができるのは
今だけ!ということなのです。
ぜひ、この目で見ておきたいものです。

さて、平成の大修理、期間は5年半でした。
注目の費用ですが、24億円と発表されております。
そして、関わった職人さんの数、何と15000人!
職人さんも、一生の内で城の修理に関わることは、
まずないと思いますので、
次の修理に向けても、技を伝えていって頂きたいですね。
何しろ姫路城は400年前の姿を残す貴重なお城ですし、
遠くから来られるお客様もいらっしゃいますので、
姫路城の素晴らしさをたくさんご説明しなければいけませんね。

ところで、今回新しくなった姫路城の内部ですが、
いくつかの「AR」と記載されたマーカーサインがあり、
お手持ちのスマホをかざすと、姫路城の仕組みなどが
表示される新しい観光アイテムが作られました。
予めアプリをダウンロードしておくことと、
GPSをオンにしておけば楽しめます。
ちなみにアプリの名前は「姫路城大発見アプリ」です。
(2015.04.25)

 
 
   
 
 
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