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宍道湖しじみの漁獲高
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皆さん、こんにちは。 これから暑い夏の盛りですね、最近は10月頃まで残暑も厳しいので、 体力をつけて頑張らなくては! そんな暑い夏には「ウナギ」と言いたいところですが、 最近はなかなか食べることが難しくなってきました。 そこで、私はこの時期、「しじみ」をよく食べるようにしています。 しじみは今が旬で、島根県の宍道湖産しじみは 広島の皆さんにもおなじみですね。
かつて、宍道湖産しじみは全国一の漁獲量を誇る、と 車中でご説明していましたし、ガイドの皆さんもそうだと思いますが、 ピークは1973年頃、何と2万トンの漁獲量を誇ったそうです。 その後の漁獲量も、少しずつ減少しながらも、 20年連続トップに君臨してきました。 しかし、2010年頃から急激に減少し始め、漁獲高は全国で2位に。 ちなみに1位は青森県の十三湖です。
その後、地元の漁師さんたちの努力もあり、 2014年、昨年の漁獲量は3448トンになって、 4年ぶりに全国一の漁獲量となりました。
減少した原因は、不明な点も多いものの、 湖底が酸素不足になる、という説もあることから、 宍道湖にしじみの幼生を袋に入れてぶら下げ、 湖底に沈まないようにしたり、 並々ならぬ努力をされたそうです。
しじみの旬は夏と冬の2回、 夏は「土用しじみ」、冬は「寒しじみ」と呼んで区別しますが、 夏の産卵期、ちょうど今くらいですが、 ふっくらとしていて一番美味しいそうです。
(2015.06.25) |
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