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| 三重県の酒造り
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皆さん、こんにちは。
観光シーズン真っ只中ですが、
2016年5月現在の国内観光地、
人気第一位は東京ディズニーリゾートですが、
西日本では、二位に九州の福岡、
六位に京都、八位に大阪がランクインしているとか、
伊勢志摩サミットが開催された三重県は
これから人気になってくるでしょうね、
伊勢神宮や、鳥羽、賢島などは、関西圏の観光コースとしては、
ガイド１年生の頃から定番で行き来するコースですので、
新人ガイドさんにも興味深かったと思われます。
開催されたのは、ご存じ志摩観光ホテル、
賢島、英虞湾を望む小高い丘の上にあります。
伊勢志摩サミットでは、このホテルのレストランで
首脳陣が食事会などが行われました。
そのレストラン「「ラ・メール」は、
山崎豊子原作のドラマ「華麗なる一族」でも使われました。
そんな、伊勢志摩サミットの夕食会で乾杯酒に
出されたのが、三重県伊賀市にある大田酒造の
純米大吟醸「半蔵」です。
大田酒造は、創業１２４年目、
皆さんもよくご存じの伊賀忍者屋敷からも
ほど近いところにありますが、
半蔵は、志摩観光ホテルのシェフが乾杯酒として
選ばれたとのこと、当の大田酒造さんは、
まったくご存じなかったらしく、
メニューを見て初めてわかったそうです。
それはもう驚かれたでしょうね。
ちなみにサミット後、発表されてから
１年分の製造分が１日で完売したような人気ぶりで、
現在は、その反響で、
半蔵については販売中止になっているようですが、
一度、飲んでみたいものです。
三重県には35軒の蔵元があるそうですが、
伊賀のあたりもそうですが、
冬は「鈴鹿おろし」でも知られるように、
寒冷地ですので、吟醸酒などを仕込むのに
最適な気候風土です。
また、伊勢神宮にも流れる宮川をはじめとする
河川の水質は軟水が多く、とてもまろやかな
味わいのお酒に仕上がるとか、
ところで皆さんは、硬度についてご存じでしょうか？
簡単に言えば、0から20の数字で表すと、
0に近いほど軟水、20以上が硬水です。
三重県の水質は、平均して5くらいだそうですが、
この硬水とは、カルシウムやマグネシウム、塩類が
含まれる割合のことで、
高くなればなるほど硬水となります。
（2016.05.25） |
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