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今年の双頭蓮はどこで?
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皆さん、こんにちは! 夏ですね、毎日暑い日が続いています。 最近は10月くらいまで暑さが続くので、秋からのシーズンに備え、 体調管理には注意しましょう。 さて、皆さんは、「双頭蓮」をご存知でしょうか? 読み方は、「そうとうれん」です。 漢字を見ると、何となく理解して頂けると思うのですが、 1本の茎に、2つの蓮の花が咲くことがあり、それを、双頭蓮と呼びます。
とはいえ、昔から、100年、50年に一度、などと言われて、 これが本当に珍しく、花が背中合わせに咲くのですが、 何より神秘的で、いつまでも見ていたくなります。
最近では、5年ぶり、8年ぶり、という文字が新聞を賑わせることがあり、 特に京都や奈良のお寺で、そのニュースが聞かれます。 昨年は7月初旬、京都東山の勝林寺で、2016年には東本願寺でも目撃情報が、 さらに2014年には、やはり京都宇治の三室戸寺で見事な双頭蓮が咲きました。
そして今年2018年、奈良の喜光寺さんで咲きました! このお寺は、行基菩薩が建立した、歴史的にとても古いお寺で、 行基菩薩が入寂されたお寺としてもよく知られています。
今年、咲いた双頭蓮について、写真を公開されていらっしゃいますので、 ぜひ、ご覧になってみて下さい。 ↓↓ 喜光寺さんの双頭蓮
この「双頭蓮」は、古くより瑞兆の花と言われ、 とても縁起が良く、良いことが起こる兆し、などと伝えられます。 蓮の花は、お釈迦様がお生まれになられた際、足元に咲いていた、とか、 極楽浄土に咲く花、と言われますよね。 ちなみに蓮の花言葉は「清らか」です。
双頭蓮は、花が咲きそうだよ〜、とニュースになると、 だいたい花の見頃はそこから3〜4日間くらいなので、 その日にドンピシャリ、見に行くことは難しいですが、 一度、ぜひ鑑賞してみたいものです。
ところで、京都や奈良には、「花の寺」と呼ばれるお寺は多いですが、 例えば、ハートの形をした可愛らしいあじさい、 秋になると、何と紅葉と桜、両方一度に見られるお寺、 沙羅双樹の花が鑑賞できるお寺、そしてまた、 白い彼岸花を見ることができるお寺、など 本当に珍しいスポットがたくさんあります。
それらをまとめた私の記事がありますので、 こちらも参考にご覧下さい。 ↓↓ 【京都】桜と紅葉を同時に見られるお寺?! 京都の“珍しい花”5選
※ Yahoo!で「双頭蓮」と検索して頂いても最下部に表示されます。
(2018.07.25) |
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