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水戸岡 鋭治さんデザインは素晴らしい!
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皆さん、こんにちは。 2022年春、今年は桜の開花も早かった地域が多かったですね。 暖かくなったら旅に出たくなるのは皆さんも同じ?だと思うのですが、 私は一度、プライベートで列車の旅に行ってみたいと以前から考えています。
列車といえば、お隣の岡山県出身の、本当に素晴らしいデザイナー、 水戸岡 鋭治さんがいらっしゃいますね。 ご実家が家具店を営んでおられたそうで、学生の頃から後を継ぐべく、 デッサンを学ばれていたそうです。
最初はやはり建築物や家具のデザインがメインだったとのことですが、 JR九州の車両のデザインを手掛けてから、一躍注目されるようになり、 以降、多くの列車のデザインを生み出されています。
私もはっきりとは知らなかったのですが、 こうした、車両デザインや飛行機、車などの デザインを職業とされていらっしゃる方を、工業デザイナー、 少々覚えにくいですが、インダストリアルデザイナーと呼ぶそうです。
水戸岡 鋭治さんが手がけたものは本当にたくさんあるのですが、 親しみ深いものでは、たま駅長が思い浮かびます。 和歌山電鐵の貴志駅、皆さんもご存じですよね?
和歌山方面、阪和道の和歌山南ICを過ぎて500mくらい行くと、 ちょうど反対車線向こうになりますが、右前に貴志川線の 線路が見えて、交差する地点がありますので、 そのあたりでご紹介しても良いでしょう。 その終点にある駅がたま駅長で有名な貴志駅です。
水戸岡 鋭治さんは、たま駅長の駅長室のデザインをはじめ、 たま電車やいちご電車を手がけられて、 全国からたくさんのお客様が訪れました。 たま電車はとても可愛いデザインなので、 写真を載せておきたいと思います。
そして最近では、何といっても2022年9月23日開業予定の 西九州新幹線、N700S系のデザインです。 その新幹線の名前は「かもめ」ですが、 武雄温泉―長崎間の66km間を走ります。 もし、最高時速で走行したとしても、おそらく30分くらいでは ないかと思われるのですが、今や全国の注目の的です。 何と言いますか、モダンな感じで 見ただけでワクワクするような、 一度乗ってみたい!と感じる新幹線です。
この新幹線は、何と山口県下松市にある 日立製作所笠戸事業所で作られて、今年1月に、 海上輸送で長崎県の川棚港に陸揚げされて、 その後、大村市の車両基地まで運ばれました。
近年は、美しい景色を見ながら走行する ラグジュアリーな列車もあって、 トワイライトエクスプレス 瑞風も人気がありますね。
以前、大阪から札幌を結ぶトワイライトエクスプレスがあり、 平成元年に運行開始したことを覚えていますが、 絶対に乗ってみたい、とずっと思っていたのに、 残念ながら2016年に運行が終了してしまいました。。
ちなみにトワイライトエクスプレス 瑞風〜MIZUKAZE〜は、 京都迎賓館の設計も携わった浦 一也さんがデザインされています。
ところで、どうしても書いておかなければならないこと、 水戸岡 鋭治さんはこれまで、多くのバスもデザインされていますが、 クラブツーリズムのバスが本当に素晴らしいので、 ガイドさんにはぜひ、ご覧頂きたいところです。
私も中型バスの後部がラウンジになっているものや、 大阪では2階建てバス、京都ではレトロな列車を模したバスなど、 いろいろ乗務しましたが、さすがに水戸岡 鋭治さんの デザインとあって、優雅な気品、車内も工夫されています。
東京新宿などから近いところでは箱根、 泊りがけでは鬼怒川温泉など、いろいろなコースがあり、 こちらも一度乗ってみたい、と思うばかりです。
車内の写真も下記で紹介されていますので、 ぜひ、ご覧になられてみて下さいね。
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クラブツーリズム×水戸岡 鋭治さん
(2022.04.01) |
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