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2023年03月のバックナンバー記事

美しい桜を見たい季節になりました!
皆さん、こんにちは!気持ちの良い春がやってきました!
梅雨に入るまでの間はポカポカ陽気の日も多くなるので嬉しい季節ですね。
さらに、全国の観光地はどこへ行っても桜が美しいので楽しみのひとつです。

日本の3大桜は皆さんもよくご存じと思いますが、
山梨県の神代桜、福島県の三春滝桜、岐阜県の薄墨桜です。
何だか3つとも読み方が難しいのでちょっとおさらいしておきましょう。
やまたかじんだいさくら、みはるたきざくら、うすずみさくら、です。

ところで、私自身は実際に目にしたことがないのですが、
よく旅行系の雑誌などで見かける牛代の水目桜は、ぜひ一度見てみたいものです。
牛代の水目桜、こちらも読み方が難しいですが、
うしんしろのみずめざくら、と読みます。

静岡県の島田市にある一本桜で、高さは約20メートル、
推定される樹齢は300年くらいのエドヒガンザクラです。
※島田市の天然記念物に指定されています。

↓↓こちらが水目桜です。



このように一本桜というのは本当に力強くて美しいですね。
岐阜県の薄墨桜を実際に見た時にも感動しましたが、
生命力というか、私も頑張らなくちゃ!とたっぷりの元気をもらえます。


今回は比較的近い場所にある有名な桜をいくつかご紹介します。
まずは高知県、県の天然記念物にも指定されているのですが、
ツボミの形状がひょうたんに似ているため「ひょうたん桜」と呼ばれます。
こちらは高さ約21メートル、樹齢が約500年といいますから凄いですね。

↓↓ひょうたん桜です。



続いて京都です。
京都は桜の名所が本当に多いのですが、
私は桜というと、やはり豊富秀吉の醍醐の花見が思い浮かびます。、
秀吉は、花見のために700本もの桜の木を集めて移植したというので、
ガイド1年生の時にそれを知ってビックリしました。
醍醐寺には、秀吉が愛した桜の子孫である「太閤しだれ桜」がありますが、
おそらく当時、そうそうたる面々で一大イベントを行ったと思いますが、
その様子が頭に浮かぶようです。

↓↓太閤しだれ桜です。



醍醐、という名前で思い出しましたが、
岡山県のほのぼのとした野原に「醍醐桜」という一本桜があります。
※県の天然記念物に指定されています。
古くから伝わる説によると、後醍醐天皇が隠岐へお流されになった際、
つまり1332年のことですね。
この桜の木をご覧になったところから「醍醐桜」と呼ばれるとか。
ということは、かなりの樹齢で、1,000年は越しているといわれます。

↓↓醍醐桜です。



続いて山口県です。
皆さんは第一にやはり徳佐の桜を思い浮かべるでしょうか、
確かにそうですね、徳佐八幡宮の桜は本当に見事です。

↓↓徳佐八幡宮の桜です。



最後に広島県です。
庄原市の東城町に、「東城三本桜」という有名な桜があります。
小奴可の要害桜、森湯谷のエドヒガン、千鳥別尺のヤマザクラですが、
こちらも読み方が難しいですね。
おぬかのようがいざくら、もりゆだにのえどひがん、
チドリベッシャクのヤマザクラ、です。
千鳥別尺のヤマザクラは広島県内最大の巨木(約27メートル)なので、
覚えておかれると良いと思います。
ちなみに第二位の巨木は小奴可の要害桜で、約17メートルです。

この要害桜は広島県の天然記念物にも指定されているのですが、
推定される樹齢が500年を超えているのではないかということです。

↓↓要害桜です。



あともうひとつ、実は佐伯区五日市の石内にも一本桜があるのを
ご存じでしたでしょうか? 高さはだいたい10メートルくらい、
樹齢も300年越えといわれる立派な桜で、天然記念物に指定されています。

神原(カンバラ)のシダレザクラとして有名なので、
一度、お近くの方は訪ねてみてくださいね。

↓↓神原のシダレザクラです。


(2023.03.23)

 
 
   
 
 
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