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2026年01月のバックナンバー記事

新しい年が始まりました!
皆さん、あけましておめでとうございます!
新しい年が始まりましたね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

お正月のバスガイドのお仕事は、あまりないのですが、
以前はよくスキーバスなどに行くこともありました。
スキーとはいえ、お正月の場合は、1年の中でも特別な雰囲気があります。
初詣ツアーも昔に比べると少なくなりましたが、
思い出してみますと、普段とは違う晴れやかさというか、お客様も少し着飾って
いらっしゃる方が多く、バスの車内がいつもより少し華やいで見えました。

初詣ツアーでお客様をお連れするとき、参道に差し掛かると、
凛とした冬の空気と、立ち上るお線香や焚き火の煙が混じり合って、
「ああ、お正月だなあ」としみじみ感じたものでした。

ただ、元旦から三が日にかけては交通事情が大きく変わります。
普段は閑静な社寺の周辺が大変な混雑になりますし、
臨時の通行規制や駐車場の変更なども重なって、毎年かなりの気合いが必要でした。
それでもお客様がご満悦でお戻りになる姿を拝見すると、
「次も頑張ろう」という気持ちになるのが不思議ですね。

さて、初詣にまつわる豆知識をひとつ。
「一宮(いちのみや)」という言葉をご存知でしょうか。
一宮とは、その地域で最も社格が高いとされる神社のことで、かつて国司が
新しい任地に赴いた際に、最初に参詣した神社が一宮とされたという説が有力です。
国によって複数の一宮が存在する場合もあり、また時代によって変遷もあるため、
必ずしも全国一律の基準があるわけではありませんが、
各地の一宮は地域の氏神様として、古くから人々に親しまれてきた格式ある神社です。

例えば、近畿圏でいえば、大和国の一宮として知られる大神神社(おおみわじんじゃ)は、
三輪山そのものをご神体としています。
本殿を持たず、拝殿から三輪山に向かって礼拝するという形式は非常に珍しく、
ここ日本最古の神社のひとつとされています。
お客様にこの話をすると「山が神様なの?」と驚かれ、
そこからご案内が盛り上がることも多かったです。

播磨国の一宮は、兵庫県の伊和神社です。
「大己貴神(おおなむちのかみ)」が主祭神で、古くから農業・縁結びの神様として
崇敬されています。

また、近江国の一宮は、滋賀県の建部大社(たけべたいしゃ)。
主祭神はヤマトタケルノミコトで、武勇の神様として知られています。
各地を巡る仕事をしているからこそ、その土地その土地の一宮をひとつひとつ覚えていくのも、
ガイドとしての楽しみのひとつだと思います。

もうひとつ、1月の話題として「七草粥」を取り上げたいと思います。
1月7日の朝に、春の七草を入れたお粥を食べる風習ですね。
「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」——
この七草の名前を覚えている方も多いのではないでしょうか。

七草粥の起源は平安時代にまで遡るといわれており、
お正月のごちそうで疲れた胃を休め、一年の無病息災を願うという意味があります。
現代でもスーパーで七草のセットが売られていて、親しみのある行事として受け継がれていますね。

七草の中でも「すずな」はカブ、「すずしろ」は大根のことで、
どちらも冬の野菜として昔から日本人の食卓を支えてきた野菜です。

産直の道の駅や農産物販売所が立ち寄りスポットになっているツアーでは、
旬のカブや大根が並んでいることも多く、「これが七草粥の…」とお話しすると、
お客様が手に取ってくださることもあります。

そんな小さな連鎖が生まれる瞬間が、ガイドの仕事の醍醐味のひとつだと感じています。
1月はまだまだ冬の寒さが続きますが、日差しはじわじわと強くなってきます。

冷たい空気の中に、ほんの少し春の予感を感じながら、
今年も元気に走り出しましょう!

皆さんも初詣には行かれましたか?
 ↓↓

(2026.01.28)

 
 
   
 
 
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